CO2レーザー

炭酸ガスレーザーとは?

炭酸ガスレーザーはほくろやいぼ、盛り上がりのあるしみに有効です。深部組織や周辺の正常な皮膚にはダメージを与えないため、メスで切除した場合よりもキズ跡が残りにくく、治りも早いのが特徴です。

治療の際は局所麻酔を行いますので痛みや出血もほとんどありません。

炭酸ガスレーザーは水分に吸収されやすく、一瞬にして熱エネルギーに転換されるという性質があります。

患部に照射すると、その細胞に含まれる水分がレーザーのエネルギーを吸収し、蒸散作用を起こして瞬間的に患部の組織を除去します。 このとき、周辺の血管は熱凝固作用で一瞬のうちに固まってしまいますので、出血はほとんどありません。また、炭酸ガスレーザーの蒸散作用は皮膚の表面に限られ、深いところまで至らないので、患部の治癒も比較的早いといえます。

炭酸ガスレーザーの効果

ほくろ・いぼの治療 盛り上がったホクロやイボ、アクロコルドン(首筋のイボ)の除去など

処置時間、処置後の注意点など

処置時間

約5~30分 (照射数や範囲によりかなり差があります)

麻酔

局所麻酔またはアイス冷却

シャワー 、洗顔、洗髪、入浴、メイク

翌日から可

※ 上記は目安になります。状態によって異なりますので詳しくは医師におたずねください。

しみを取った場合、レーザー照射直後の皮膚は軽いすり傷の状態で、その後徐々にかさぶたとなります。かさぶたが取れると再生した表皮(ピンク色)が現れますが、その後徐々に薄れ、3~6ヵ月後に周囲と同じ肌色となります。 いぼや盛り上がったしみは通常1回の治療で除去されます。 ほくろは治療直後、くぼんだ感じと赤みがありますが1~3ヵ月で落ち着いてきます。 ※個人差がございます。