リジュラン-Rejuran-
リジュラン製剤の特徴
主成分ポリヌクレオチドがコラーゲン生成促進
リジュラン注射の主成分のポリヌクレオチドは、「コラーゲン生成促進」。コラーゲン回復は、肌のハリ不足やしわ、たるみ、毛穴開きなど様々な肌の悩みの解消につながります。DNAの一部であるポリヌクレオチドが、真皮コラーゲン層にあることで、まず線維芽細胞(コラーゲン線維やヒアルロン酸を産生)のスイッチとなること、そしてポリヌクレオチドは細胞成分としても利用されるというメリットがあります。また、肌再生には必要な「血管新生作用」も併せ持つのがポリヌクレオチドの特徴です。どれもこれもコラーゲン層にある線維成分には大切な働きです。また、その他に抗炎症作用があるので、乾燥肌や脂性肌などの炎症に伴う赤みにも効果があると考えます。
鮭のDNAより抽出された成分

リジュラン製剤の種類
①リジュラン
もっともスタンダードな製剤で、肌のハリ、小じわ、くすみの改善などに効果が期待できます。首や口元、デコルテ、手の甲、ほうれい線などに適しています。
②リジュランi
リジュラン製剤の中でも、柔らかく伸びがよいことが特徴です。
ポリヌクレオチドを2%配合しています。目の下のクマやくすみ、目のまわりのハリの改善に適しています。
③リジュランHB
ポリヌクレオチドに、ヒアルロン酸を配合しています。
全顔やデコルテ、手の甲の弾力アップに適しています。
④リジュランs
ポリヌクレオチドを2%配合し、傷ができた組織の再生を促進しますニキビのクレーターなど、肌のみの改善に適しています。
リジュランの適応

目のまわりのシワとは?

皮膚内のコラーゲンおよび弾性繊維が劣化することにより、皮膚老化の進行が早まり、皮膚の若返り能力に影響を及ぼす場合がある。
また、皮膚の菲薄化およびシワの原因となる皮膚の弾力性低下につながる可能性がある。
目尻のシワは、目の輪郭線の非薄化および水分不足により現れやすくなる。


リジュラン注射は、肌本来の再生力を活性化し、年齢とともに失われた弾力やハリ、厚みを回復。
刻まれてしまったシワを浅く、目立たなくさせることができます。
リジュラン注射の流れ

①洗顔
②麻酔クリーム
③注射
④抗生剤軟膏外用
⑤冷却
症例写真

注射後の注意点
リスク ・副作用
注入部位に、炎症(発赤、浮腫、紅斑)が痒みや痛みとともに出現し、1週間ほど持続することがあります。
注射による施術のため、稀に注入部位に内出血が起きることがあります。この場合、完全に回復するまでに1〜2週間必要となります。
禁忌・注意事項
妊娠中・授乳中の方、抗凝固剤・免疫抑制剤等を使用している方、アレルギー(魚)疾患、自己免疫疾患の方疾リドカインアレルギーの方(リジュランHBをご使用の場合)など。
処置当日後の注意点
①処置当日のメイクは不可。翌日から可能。
②処置当日から洗顔、シャワー浴は可能。摩擦は避けること。
③処置当日は入浴、サウナ、激しいスポーツなど血行が良くなることはNG。
メンテナンス
半年に一回くらいが理想
リジュランは元に戻りにくいのが特徴。他のヒアルロン酸やボトックス注入は即効性が高いが、
時間と共に効果が薄くなります。
リジュランは皮膚細胞を活性化させる根本治療なので、元に戻りにくい。
特徴 | メリット | デメリット |
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リジュラン | ||
皮膚細胞を活性化し、肌を若返らせる。 | 元に戻りにくい。(加齢による変化を除く) | 1回の治療での変化は小さいため、繰り返し受ける必要がある。 |
ボトックス注入 | ||
表情筋の働きを抑えて、しわをできにくくする。肌のひきしめも可能。 | 注入後数日でしわができにくくなる。 | 効果の持続期間は3~4か月程度。 |
ヒアルロン酸注入 | ||
しわやくぼみの真下に製剤を埋め込み、押し上げる。 | 注入後すぐにしわやくぼみが解消。 | 効果の持続期間は約半年。 |