鼻筋形成(G-mesh)
G-meshの形状は、PCL素材の特殊なメッシュ状の糸です。鼻や顎に挿入することで、プロテーゼと同等の高さを出すことができます。また、ヒアルロン酸とは異なるため、流れる心配はありません。鼻に3~6本、2年程度で体内に吸収されながら、メッシュ内に肉芽組織が入り自分の組織に置き換わっていきます。糸を追加することで、好みの高さを出すことができます。G-meshの先端はカニューレと同じように丸くなっているので、血管を傷つける可能性が非常に低く局所麻酔は34Gの細い針を使用するので内出血が出にくい手術です。
※PCL(ポリカプトラクトン)素材とは、体内で分解されるため安全性が高く持続性が長い素材の糸で、アメリカのFDA及び欧州NCE承認を取得しています。
G-meshの手術のリスク・副作用について
- 麻酔薬にて、アレルギー反応を起こす場合があります。その場合は適切な処置を行います。
- 腫れは個人差がありますが、手術直後から少し腫れがあり、翌日がピークで徐々に引いていきます。目立つほどの大きな腫れは2日~1週間程度です。
- 術後のむくみや細かな左右差の改善には、3ヶ月程度かかります。
- 内出血がごく稀に起きる可能性があります。
- 感染予防のため、抗生剤を内服していただきます。
- 手術直後は、G-meshを挿入した部位は、笑ったり・触ったりすると違和感や痛みを感じることがありますが、2週間程度で改善してきます。心配な場合は、ご来院ください。
- 手術当日は、洗顔をお控え下さい。
- 手術後3日間は、飲酒・激しい運動・サウナ・入浴はお控え下さい。
- 手術後3日間は、手術の刺入部位のお化粧はお控え下さい。