メディカルダイエット

サノレックスや防風通聖散という食欲抑制剤を内服することにより、約3ヶ月の内服で10kg前後の減量が可能です。その他、有酸素運動と食事療法の併用でさらなる減量も可能です。また脂肪燃焼点滴の併用により減量効果を促進することもできます。内服終了後は、食欲は徐々に回復はしていきますが、胃の縮小効果により多くの摂取は困難で、比較的リバンドの少ない治療法の一つです。食事指導も同時に行っていますのでお気軽にお問合せ下さい。

部分痩身を希望される方はメソセラピーやスマスアップの併用をおすすめいたします。

食欲を抑える内服薬 :サノレックス

脳の摂食中枢に働いて食欲を抑える食欲抑制薬です(主成分:マジンドール)。少ない食事で満腹になるので、無理なく摂取カロリーを減らして自然にやせられます。絶食ダイエットのストレスやリバウンドがありませんのでおすすめです。なお、サノレックスを飲むと新陳代謝がアップします。さらに有酸素運動を組み合わせると脂肪が燃焼しやすくなります。

サノレックスの副作用

・口が渇きやすい

・便秘 ※重い副作用はありません。※妊娠中・授乳中・慢性吸収不良症候群の方は服用できません。

食欲を抑える内服薬 :リベルサス

リベルサスは、「GLP-1」受容体作動薬の一種で、減量に有効とされる成分「セマグルチド」が含まれている厚生労働省が認めた医療用内服薬です。
血糖値を下げるインスリンの分泌を促進する他に、胃腸の働きを調整し食欲の抑制が可能です。血糖値を低下させるはたらきがあるため、糖尿病の治療薬としても使われています。
「2型糖尿病治療薬」として製造販売の承認を受けており、ダイエットを目的とする治療では自由診療となります。

GLP-1とは

GLP-1は食事を摂った際に小腸から分泌される物質の一つです。インスリンの分泌を促す働きがあるホルモンの1つで、血糖値のコントロールと食欲を抑制するはたらきがあります。
そのため、「痩せるホルモン」とも呼ばれています。
GLP-1は、血糖が高くなった時のみインスリン分泌を促し、逆に血糖が低くなると血糖が下がりすぎないように調節してくれる作用があります。
GLP-1の分泌量には個人差があり、分泌量が少ない人は太りやすく、分泌量が多い人は痩せやすいというように体質にも影響をもたらしています。

食欲を抑える内服薬 :防風通聖散

食欲増進物質であるグレリンを低下させる作用があり、便秘症の方にも有効です。